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「キトサンダイエット」をご存知ですか? 実はこれ、ダイエットの作用があるとして、巷で健康サプリメントとして売られているものなのです。しかし、その効果にはちょっぴり誤解されているところもあるのだとか。今回は「キトサン」について少し勉強しながら、その誤解についても言及していきましょう。
「キトサン」とは、溶けにくい性質を持つ食物繊維「キチン」を加工したもの。キチンは主に甲殻類(エビやカニなど)の殻や、キノコに含まれています。そのキチンを加工したキトサンは胃液で消化される性質を持っています。主にサプリメントとして販売されており、そのサプリメントを食後や食事と一緒に摂るダイエット法が「キトサンダイエット」です。
キトサンの効果は、腸の調子を整え、コレステロールが取り込まれてしまうのを抑制するもの。 ですので、便秘の解消やダイエットに非常に効果的。また、血液中のコレステロールを減少させる「特定保健用食品」にもなっていますので、健康食品としてはお墨付き。ダイエットシェイクばかりが、ダイエット食品ではないということですね。
キトサン自体は、他の食材と併用することで効果を現わしますから、サプリメントを服用する際は食後に摂るのが良いでしょう。 しかし過度の摂取は禁物です。食物繊維は摂取しすぎるとお腹を下しやすくなりますが、キトサンの場合は便秘を招く場合もあるのだそうです。便秘になると逆に肥満の要因になってしまうので気を付けましょう。顔までたるんでしまったらほうれい線ができるかもしれず、ほうれい線化粧品のお世話にならないとも限りませんからね。
ちなみにキトサンを含む健康食品に記載されている適切な1日の摂取量は「1g」。ですが、実験などの結果では5g程度ならば安全に利用できそうだとされています。しかし個人差もありますので、体調に異変を感じたら少し様子を見てみましょう。 また、甲殻類を原料に使用している場合が多いため、アレルギーにも要注意。甲殻類にアレルギーを持つ方は、原材料を確認してから購入するようにして下さいね。
「キトサン」に関してよく誤解されているのが「甲殻類の身を食べればキトサンを摂取できるか」というもの。実は、キトサンの原料「キチン」は、身には含まれていないのです。また、万一殻を食べても、加工が施されていないので効果はありません。 次に「キトサンが体内の油分を包んで排出してくれるのか」というもの。実は「油分を包んで排出する」という作用はまだ証明されていないようです。水中でならば、そういった作用も確認されているようですが、キトサンは酸に弱い性質を持っています。酸を用いての実験結果は不明ですので、明確に断言はまだできないのです。
また「キトサンと同効果のダイエット食品はあるか」という疑問もあるようです。キトサンは食物繊維の一種ですから、他の食物繊維を含有するサプリメントでも同程度の効果は期待できます。 しかしキトサンの突出している部分ももちろんあります。体内の重金属物質の排出を助長したり、皮膚の治療に用いられるシートなど、医療の場でも活躍しています。これはキトサンのちょっとした特徴でもありますね。
「キトサンダイエット」について纏めますと、サプリメントは食後の服用がオススメ。アレルギーの方は原材料に気を付けて、それ以外の方も摂取量に気を付けながらダイエットに取り組んでみてくださいね。
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